サーファーズハウスの特徴と建てるポイント。茨城県で建てるならどの地域?
2023.12.01
2023.12.01

こんにちは!イエタッタ茨城・編集部の「K」です。
今回は「サーファーズハウス」についてのコラムをお送りします。
「サーファーズハウスってどんな家?」
「元々サーフィンが好きだからサーファーズハウスのような住宅に憧れている」
「自転車・バイク・BBQといったレジャーを思いきり楽しめる家づくりがしたい!」
このように、サーファーズハウスに対してさまざまな想いを巡らせながら、このページにたどり着いた方は多いのではないでしょうか!?
このコラムでは「サーファーズハウスってどんな家なの?」という疑問にお答えしながら、その魅力についてもお伝えできたらと思います。
茨城県でサーファーズハウスを検討されているようでしたら、本コラムを読んでいただければより家づくりに前向きになると思うので、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
それではご覧ください。

「サーファーズハウス」とはアメリカ西海岸のカリフォルニアテイストの住宅のことで、「カリフォルニアスタイル」や「ビーチスタイル」とも呼ばれます。
名前だけ聞くと「サーフィン好きな人の家」というイメージが強いかもしれませんが、サーファーズハウスに明確な定義はなく、アメリカ西海岸のリゾート風の住宅を総じて「サーファーズハウス」と称されています。
ですので、サーファーズハウスを建てる人はサーフィン好きに限らず、デザインやライフスタイルに魅力を感じるという理由でサーファーズスタイルを取り入れる方も多いです。
特に、家族・友人とのんびり過ごしたい方や、BBQ・自転車・バイクといった趣味を思いきり楽しみたい方などに人気があります。もちろん、サーフィン好きであればサーファーズハウスは理想の住宅と言えるでしょう。
おしゃれで開放的な暮らしができるサーファーズハウスを、ぜひ茨城県で検討してみませんか?

「アメリカ西海岸のリゾート風の家?つまりどんな家なの?」と疑問に思うかもしれないので、ここではサーファーズハウスの特徴について深堀りしていきたいと思います。
特徴を以下の項目に分けました。
それぞれご覧ください。
サーファーズハウスのもっとも大きな特徴は、屋根の形状。
東西に屋根がかかり、居住空間だけでなく、玄関ポーチやデッキまでも屋根で覆う「カバードポーチ」を設けるのが一般的です。
この「カバードポーチ」のあるデッキとLDKをつなげることで、アウトドアな雰囲気を演出し、開放的な空間で過ごすことができます。
室内と外をフラットにするカバードポーチは、サーファーズハウスには欠かせないプランの一つと言えます。
前述したとおり、サーファーズハウスはカリフォルニアテイストの住宅なのですが、カリフォルニアでは強い日差しを避けるべく、家の重心を低くする傾向にあります。
そのため、サーファーズハウスも、東西の屋根の端を1階とあまり変わらない高さに抑え、勾配天井で重心を低くした佇まいにします。
ただし、カリフォルニアの日差しを想定したまま日本でプランニングしてしまうと暗くなりがちなので、リビングを吹き抜けにして天窓をつけたり、トップライトを設けたりと、採光を確保する工夫が必要です。
サーファーズハウスの間取りは全体的に仕切りを少なくするケースが多いです。
仕切りが少ないことで開放的な間取りになり、よりリゾート感を演出するだけでなく、家族や友人とのんびり過ごすのに最適な空間となります。
また、LDKとデッキをフラットにするために、東西に長く南側にリビングを設けるのが基本の間取りです。

「サーファーズハウスには憧れるけど、イメージ通りに仕上がるか不安だな・・・」
そんな方のために、ここではサーファーズハウスを建てるうえで押さえておきたいポイントをご紹介していきます。
ポイントは以下のとおりです。
茨城県で理想のサーファーズハウスを建てるためにも、ぜひ参考にしていただけたらと思います♪
サーファーズハウスを建てるなら、南側を開放的にできる土地を選びましょう。
理由は、サーファーズハウス最大の特徴である、広いカバードポーチを確保するためです。
南側が広く開放的だと、デッキまで覆ったカバードポーチがアクセントになり、サーファーズハウスらしい佇まいになります。また、デッキを使った外での活動もしやすくなるでしょう。
逆に、幅が狭い道路沿いや住宅の密集地などは、正直、サーファーズハウスと相性が良いとは言えません。
理想としては、長方形など四角い家が建てられるような形状を選ぶと◎。
茨城県であれば広めの土地を確保しやすいので、サーファーズハウスらしさを出せるような、南側が開放的な土地を探してみましょう。
サーファーズハウスは開放的な間取りのため、暑さ・寒さ対策として断熱性能を意識することが重要です。
暑さ対策としては、シーリングファンや遮光ブラインドを設置して冷房の効率を上げるといった方法があります。
寒さ対策は、壁や床などに断熱材を導入したり、遮熱コートの窓や断熱性のあるガラスを導入するといった対策が効果的です。
断熱性能についてはプロとよく相談をして、予算の範囲内でどういった設備を導入するかを検討してみましょう。
土地や設備も重要ですが、サーファーズは見た目も重要!
サーファーズハウスらしい見た目にするためには、カバードポーチに限らず以下3点にも注目してみましょう。
①「切妻屋根」+「窓モール」
勾配のある「切妻屋根」と、窓の周囲にある木製の「窓モール」。窓モールがあることで窓の輪郭が強調され、表情豊かな外観になります。このあたりを押さえておくだけで、かなりサーファーズハウスらしい見た目になるでしょう。
②ラップサイティング
サーファーズハウスの外壁は、細い板を1枚ずつ重ね張りする「ラップサイディング」という工法が基本です。
絶妙な陰影が外観をおしゃれに見せてくれるラップサイティングですが、こちらは施工・コストともに通常の外壁よりかかってしまうため、ラップサイディングに見た目が近いローコストのサイティングを検討してみても良いと思います。
このあたりは予算と相談して決めましょう!
③カラー
サーファーズハウスらしさを出すなら、海と空をイメージするようなカラーが理想。
特に白・ライトブルーといった明るく爽やかなカラーが人気です。
もちろん、ご自身でオリジナリティ溢れるカラーリングを考えてみるのもいいと思います。
その際には、サーファーズハウスのイメージからかけ離れすぎないように気をつけましょう。
内装は、なるべくナチュラルな雰囲気で統一してみましょう。
アウトドアな雰囲気や自然を感じられるように意識すれば、よりサーファーズハウスらしい空間を演出できます。
例えば、無垢の素材やヴィンテージ感のある家具を配置したり、サーフィン・自転車といった趣味系のアイテムをインテリアにしたりと、木製のものを多く取り入れつつ趣味のポイントを押さえた内装にすることで、ナチュラルで自分好みの空間に仕上がるでしょう。
人工的な建材よりも自然を感じられる素材を多く取り入れ、サーファーズハウスらしい内装を目指してみてください!
サーファーズハウスは広めの土間を採用する方も多いです。
用途としては、サーフィンをはじめとした趣味・レジャーを存分に楽しむ空間を確保するためのもの。
広い土間があれば、サーフィンから帰宅してそのままサーフボードやウェアを干すこともできますし、自転車やバイクのメンテナンススペースにもなります。BBQやキャンプのセットを収納する空間としても活躍できますね♪
「趣味を存分に楽しむ家」をテーマにサーファーズハウスを検討されているようでしたら、広めの土間も視野に入れてみてはいかがでしょうか?
なお、趣味がマリンスポーツ主体でしたら、屋外シャワーの設置や、玄関・裏口からバスルームへ直行できる動線を考えておくのもポイントです。

「茨城県でサーファーズハウスを建てるならどこがいいの?」とお悩みでしたら、サーフィン・レジャー・イベントなどが楽しめる地域からご検討してみませんか?
というわけで、この項目では茨城県内のサーフスポットをはじめ、その他レジャーなどが楽しめる地域をご紹介していきます。
今回ご紹介するのはこちらです。
それではご覧ください。
・「川尻」
地元の方に愛されているポイントで、サーファーにとっても穴場的なスポットです。「きれいな海」がキャッチフレーズの海水浴場があり、釣りも楽しめるほか、毎年8月の第一~第二土曜日には花火大会も開催されます。
・「河原子」
〒316-0005 茨城県日立市河原子町1丁目5
北茨城エリアではかなりメジャーなサーフスポット。駐車場が充実していて、サーフィン初心者にもおすすめと言われています。こちらも、きれいな海水浴場があり、毎年8月の第一土曜日には「ひたち河原子海上花火大会」が開催されます。近くには宿泊施設や銭湯、運動競技場もあるので、家族でレジャーを楽しみやすい環境です。
・「日立灯台下」
〒319-1222 茨城県日立市久慈町1丁目17 久慈浜海水浴場
アクセス JR常磐線「日立駅」から車で約20分
海の近くに住宅地がある日立灯台下は、上級者向けのサーフスポットと言われています。近くには久慈浜海水浴場があり、サーファーにかぎらず家族でも楽しめる地域です。白い灯台と美しい砂浜が特徴の久慈浜海水浴場は、公共シャワー・更衣室・トイレも整備され、近くにコンビニもあるので利便性も抜群です。
日立市公式ホームページはこちら
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・「二つ島」
〒319-1541 茨城県北茨城市磯原町磯原
シャワーはないものの、駐車場とトイレのある初心者から楽しめるサーフスポット。キレイな水と白い砂浜が美しく、ゾウの鼻の形のような岩があるなど、観光地としても有名です。近くには磯原二ツ島海水浴場や温泉があるほか、新鮮な魚介類も楽しめます。
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・「波崎海水浴場」
〒314-0408 茨城県神栖市波崎
「快水浴場百選」にも選ばれている水と砂浜がキレイな海。サーフィンや海水浴はもちろん、潮干狩りのポイントとしても人気なスポットです。ちなみに、サーフィンと海水浴のエリアは分けられているため、お子様と一緒でも安心して楽しめますよ♪
7月中旬には「神栖市長杯波崎サーフィン大会」、8月下旬には「きらっせ祭り」が開催されるなど、夏のイベント会場としても賑わう今後も注目すべきスポットです。
神栖市公式ホームページはこちら
神栖市の補助金情報 スマート補助金 茨城県神栖市の補助金、助成金、給付金一覧
・「大洗サンビーチ海水浴場」
〒311-1301 茨城県東茨城郡大洗町磯浜町 大洗海水浴場
茨城県を代表する海岸の一つで、家族はもちろん、サーフィンをはじめとしたマリンスポーツ客が多いのも大きな特徴。無料で使えるシャワー・トイレ・更衣室が完備されているのもポイントです♪近くにはアクアワールド茨城県大洗水族館、大洗シーサイドステーション、シンボルタワーである大洗マリンタワーといった観光スポットも充実しています。また、サンビーチを会場とした大洗海上花火大会は、大洗町のなかでも大イベントなので要チェックです。
大洗町の公式ホームページはこちら
大洗町の補助金情報 スマート補助金 茨城県大洗町の補助金、助成金、給付金一覧

最後に、実際に茨城県で建てられているサーファーズハウスの施工事例をご紹介します。
ぜひ参考にしていただき、サーファーズハウスを建てる際のイメージを膨らませましょう♪
なお、当サイトにまとめられているサーファーズハウスの施工事例のリンクも以下に置いておきます。よろしければ併せてご覧ください。
【茨城のサーファーズハウスの施工事例リンク】
今回は以下の内容でサーファーズハウスのコラムをお送りさせていただきました。
サーファーズハウスは、サーフィンをはじめとした様々なレジャーに興味のある方、デザインやライフスタイルに魅力を感じている方など、多くの方々に人気のスタイルです。
今回のコラムで「サーファーズハウスの家づくりに前向きになったよ!」という方は、また改めて本コラムを参考にしていただき、理想のサーファーズハウスを建ててくださいね♪
なお、工務店・ハウスメーカーをお探しでしたら、当サイトからもチェックをどうぞ!