茨城県の工務店で理想の家づくり|工務店とハウスメーカーの違いと選ぶポイント
2025.05.13
2025.05.13
「家づくりの依頼といえばハウスメーカーなイメージだけど、茨城県で建てるなら地域のことを理解している工務店もいいんじゃない?そもそも双方の違いってなんだろう?」
茨城県での家づくりで工務店が気になっている方へ。
どうも、イエタッタ茨城・編集部の「K」です!
工務店に対するイメージは人それぞれだとは思いますが、近年、注目されているのは事実です。
とはいえ、実は工務店のジャンルは一種類ではありませんし、ハウスメーカーにも工務店にはない特徴を持っています。
つまり、双方に違いがあり、どちらが合っているのかも人それぞれ。より詳しい情報を把握し、さまざまな観点から検討することが重要です。
そんなわけで今回は、工務店とハウスメーカーの違いから、茨城県で工務店を選ぶポイントまで詳しく解説します!
読んでいただければ、どういった工務店やハウスメーカーが自分に合っているのかがわかり、家づくりのベストパートナーを見つける大きなヒントを得られるでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。

近年、ハウスメーカーと並んで「工務店で家を建てたい」という人も増えてきています。
その背景には、「より自由な設計ができそう」「コストを抑えられそう」「地元に詳しくて信頼できそう」といったポジティブなイメージがあり、実際にそれらは工務店ならではの魅力とも言えます。
もちろん、ハウスメーカーにはトレンドを押さえた提案力やバランスの良い設計、安定した施工体制など大きな強みがありますが、工務店が劣っているというわけではありません。
要は、「自分たちの理想に合っているかどうか」が選ぶポイントなのです。
たとえば茨城県のように地域性が重要な土地では、「地元に根差した家づくりがしたい」という理由で工務店を選ぶ方も多くいます。
中には「ハウスメーカーも検討したけど、工務店の方が自分たちの要望に柔軟に応えてくれるかも」と感じて依頼を決めた方もいるでしょう。
工務店とハウスメーカー、それぞれに魅力があります。
冒頭でも触れましたが、工務店といえど一種類ではないですし、まずは違いを知ったうえで、自分たちに合った家づくりのパートナーを見極めることが大切です。

まずは工務店とハウスメーカーの違いを比較してみましょう!
工務店は以下の3種類に分類されます。
これらはあくまで大きく分類した時の傾向で、どこの会社でもできないことはありません。
ただ、違いを知っておけば自分たちの理想を実現しやすい会社はどこなのかがわかるため、より有意義な会社選びができるようになるでしょう。
中堅ビルダーは、地域に根ざしながらも大手ハウスメーカーに近い体制です。
社員が100人を超えるような規模で隣の県にも展開しているような中規模の会社が多く、役割分担がしっかりしていて、スムーズな家づくりができます。
性能やデザインも、多くのユーザーに響くバランスの良い住まいが得意です。
住宅業界のトレンドにも敏感。広告や常設展示場の建設など宣伝活動にも力を入れていて、大手ハウスメーカーと並んで総合展示場に出展していることも珍しくありません。
価格帯はその地域の平均くらいで、「手が届く安心感」も人気の理由のひとつです。
大手ハウスメーカーほどの経験値はないものの、その地域での実績はトップクラス。大手ハウスメーカーの地域密着版というイメージです。
「フランチャイズ」と聞くと飲食業界のイメージですが、それと同様で、住宅業界にもフランチャイズの工務店があります。
全国展開の強みを活かした家づくりが特徴で、本部が商品開発を行い、そこに加盟した工務店が商品を扱う仕組みです。
コンセプト(特徴)が明確で資料も豊富なので、プランの内容がわかりやすいのが魅力。
また、全国の施工データをもとに商品を改良していくという効率的な体制も整っています。
実際の施工はその地域で事業展開している工務店が担当するので、本部の商品をベースにしつつ地域に合った形にアレンジして作り上げてくれます。
商品内容はフランチャイズブランドによって、「間取りや外観が決まっているプラン」もあれば「使う材料だけ決まっているプラン」など様々。
小さな工務店でも本部による一括仕入れで、仕様のわりにコストを抑えられるケースもあります。
ただし、基本プラン外の要望はオプション扱いで対応してくれますが、少し割高になります。
このあたりは全体的に本部のコンセプト次第となるので、フランチャイズ工務店は「その商品コンセプトに共感できるか」が大事なポイントです。
小規模工務店はその名の通り、事業規模が小さく社員数も限られています。
営業・設計・現場管理を一人で兼任していることも多く、年間の施工数も少なめ。
その分、「代表の想い」が家づくりに強く反映されるという大きな特徴があります。
耐震性・断熱性・機能性・デザインの何かひとつに特化している会社が多く、「ここは譲れない!」というこだわりがある人にはぴったり。
大手ハウスメーカーや中堅ビルダーのようなバランス型というより、「このジャンルならここ!」という“専門性の高さ”が魅力です。
また、現代は社員として大工さんを雇用している会社は少ないですが、小規模工務店には社員大工さんがいることもあるというのも特徴の一つで、それが安心感につながるケースも。
コストは内容によって幅がありますが、地域の相場感で検討すれば選択肢も見えてきます。
展示場を持たない会社も多く、完成見学会や会社訪問で雰囲気をつかむのがおすすめです。
「こだわりたい部分が明確な人」には理想的なパートナー。その会社が何に強みを持っているかを見極めることで、自分たちに合うかどうか判断しやすくなります。
大手ハウスメーカーは、全国規模の経験と技術力を活かした、バランス重視の家づくりが魅力です。
社員数は数千人規模。営業・設計・現場管理など、それぞれのプロが役割分担し、効率的な体制で家づくりを進めています。
全国で年間数千〜万棟もの住宅を建てており、多くの人に好まれる「バランスのいい」性能を追求しています。
住宅業界のトレンドにも敏感で、一種換気(熱交換型換気扇)や制震ダンパーなどが標準仕様の会社も多数。
研究機関や製造工場を自社で持ち、独自に開発を行っているのも特徴の一つですね。
また、テレビCMや展示場出展などPRにも力を入れていて、いつでも見学できる常設展示場があるのも安心ポイント。
ただし、その分コストは工務店より高めになる傾向があります。
大手ハウスメーカーは、最新トレンドを取り入れつつ、バランスの良い家づくりが魅力。価格はやや高めでも、安心感やサービスの手厚さも求めている人に向いています。
| 分類 | 向いている人の特徴 | 特徴まとめ | コスト感 |
|---|---|---|---|
| 中堅ビルダー | ✔ コストと性能のバランスを取りたい ✔ 地元に強く、信頼できる会社に頼みたい ✔ 展示場などでしっかり比較したい |
・地域密着だけど体制は大手に近い ・広告や展示場も積極的 ・地元での実績が豊富 |
地域の平均くらい(中間) |
| フランチャイズ工務店 | ✔ 商品コンセプトに共感できるかが大事 ✔ わかりやすいプランで検討したい ✔ 小規模でもコスパの良い家を建てたい |
・本部が商品開発・資料充実 ・施工は地元工務店が担当 ・オプション対応はやや割高 |
やや抑えめだが内容次第 |
| 小規模工務店 | ✔ 特定のこだわり(断熱・デザインなど)を重視したい ✔ 人柄や会社の想いに共感して決めたい ✔ 自分たちらしい家を建てたい |
・社長のこだわりが反映されやすい ・一点特化型が多い ・展示場なしで内見会などがメイン |
地域の相場だが内容により幅あり |
| 大手ハウスメーカー | ✔ 安心感を重視したい ✔ トレンドや安心感を重視したい ✔ バランスの良い家を建てたい |
・全国展開で経験値が豊富 ・研究開発や工場を自社で持つ ・サービス・提案力が高く展示場も充実 |
内容次第だが割高傾向 |

家づくりで何を重視するかは、ご家族ごとに違います。性能・設備、デザイン、コスト、担当者との相性など、正解はひとつではありません。
ここでは、茨城県という地域の特徴を踏まえたうえで、「こんな点を見ておくといいかも!」というチェックポイントをまとめました。
あくまで参考のひとつとして、「自分たちにとって必要かどうか?」を考えながら読み進めてみてくださいね。
安心感を求めるなら「地震に強い家づくり」にこだわるのもおすすめです。
特に茨城県は地震が比較的多い地域です。もしもの災害に備えるなら、家の耐震性能もチェックポイント。
現在の住宅は基本的に「耐震等級1」が標準仕様となっていますが、この等級は震度6強〜7の地震でも「倒壊はしない」とされているレベル。
ただし、「壊れない=無傷」というわけではなく、大きな地震では構造部に損傷が出る可能性もあるため、注意が必要です。
より安心を求めるなら、「耐震等級2」や「耐震等級3」を標準で採用している工務店を選ぶのも一つの方法といえます。
※ただし、等級2・3を正式に取得するには、第三者機関による評価(住宅性能表示制度)が必要。「耐震等級2相当」といった表現をしている会社もありますが、それは審査を受けていない可能性があるので、しっかり確認しておきましょう。
地震対策についてより詳しく知りたい方は以下のコラムもおすすめです!
▶耐震・制震・免震はどれがいい?それぞれの違い、メリット・デメリット、費用相場を解説&結論!
茨城県で家づくりを考えるなら、工務店の“耐震性能への力の入れ具合”にも注目してみてはいかがでしょうか。
茨城県で家づくりをするなら、その土地の特性や気候をしっかり把握している工務店に依頼するのが安心です。
というのも、茨城県は地域によって気候や地盤の特徴に差があり、たとえば内陸部では冬の寒さが厳しく、沿岸部では塩害や湿気の対策が必要になることもあります。
中でも近年注目されているのが「断熱性能」。特に寒暖差の大きいエリアでは、断熱性の低い住宅だと冬は暖房が効かず、夏は熱がこもってしまうなど、住み心地や光熱費にも影響します。
さらに断熱性能の高い家は、快適さだけでなく健康面や省エネ性にもつながるため、長い目で見て重要視する方も多いです。
地元の気候に詳しい工務店であれば、こうした地域特性に合わせた断熱仕様や建材の提案も自然と出てくるはず。
たとえば「つくばエリアでの高断熱仕様の施工事例」や「沿岸部での塩害対策の工夫」など、過去の事例からもその対応力を見て取ることができます。
施工事例や対応エリアをチェックし、「この工務店は地元をどれだけ理解しているか?」という視点で見てみると、自分たちに合う会社がより見つけやすくなりますよ!
茨城県に限りませんが、工務店を選ぶうえでは、デザイン(施工事例)や相談時の対応をしっかり見ておくこともおすすめです。
デザインからは、工務店の得意なスタイルや設計力、性能などが考え方が見えてきます。その会社の施工事例を見るのがわかりやすいですね。
相談時の対応では、誠実さ・提案力・相性といった“人としての安心感”を確認できます。
こういった視点からも「ここは自分に合っているか?」という判断材料になるはずです。
施工事例でしたら当サイトで680件以上の掲載があるので、ぜひチェックしてみてください。
施工事例の雰囲気を確認し、気になった工務店があればまずは相談してみましょう。
など、このあたりがチェックポイントです。
✔️注意しておきたいこと:良い家づくりは“両想い”で成り立つ!
工務店側の対応も大事ですが、実は自分たち(施主側)の姿勢も家づくりをするうえでは重要です。
良い施工事例や対応力のある工務店に出会えたら、次は自分たちが「良い発注者」になることも意識してみてください。
そういった姿勢が、満足度の高い家づくりにつながります。
ここまで読んで、「よし、さっそく工務店を探してみようかな」と思った方へ。
茨城県での家づくりを考えているなら、地域密着型の住宅ポータルサイト「イエタッタ茨城」がきっと役に立ちます!
「まずはちょっと話を聞いてみたい」「実際の家を見てみたい」という方には、住宅イベントのチェックがおすすめ。
イエタッタ茨城では、完成見学会や相談会などの最新イベント情報を毎週更新中です!
施工事例や対応エリアなどを見ながら、気になる会社を見つけてみましょう。
きっと「ここなら話を聞いてみたい」と思える工務店に出会えるはずです。
イエタッタ茨城は、家づくりの情報を集めたい方にも、実際に相談先を探したい方にもぴったり。
せっかく茨城県で家を建てるなら、「茨城県に強い住宅会社」と出会える場所からスタートしてみませんか?
家づくりは人生でも大きな選択のひとつ。だからこそ、「どの会社に依頼するか?」はとても重要です。
茨城県で家を建てるなら“地元に強い工務店”は良い選択肢の一つです。もちろん、ハウスメーカーにもトレンド力やバランス力、安定した施工体制など大きな強みがあります。
工務店とひと口に言っても、中堅ビルダー・フランチャイズ工務店・小規模工務店など、その特徴はさまざま。
自由度の高い設計、地元に根差した提案力、こだわりへの柔軟な対応など、工務店ならではの魅力がたくさんあります。
「コストを抑えたい」「自分たちらしい家にしたい」「信頼できる人とつくりたい」
そんな想いを持っている方にとって、工務店は良い選択肢になるはずです。
茨城県という地域性もふまえて、自分たちの価値観に合った会社を見つけることが、満足のいく家づくりへの第一歩。
もし迷ったときは、私たち「イエタッタ茨城」を使って、地域に根ざした住宅会社を探してみてくださいね。
茨城県で、理想の住まいをカタチにしていきましょう。