茨城県の“都会”といえば?首都圏とのギャップが少ない暮らしを求める人へ!
2025.07.28
2025.07.28

「茨城って田舎でしょ?」
そう思っている人は多いと思います。でも実は、茨城県の中にも“都会っぽい”エリアはちゃんとあるんです。
こんにちは、「イエタッタ茨城」編集部のKです!
筆者は現在、つくばエクスプレス(TX)沿線の守谷市に暮らしながら、つくば市や水戸市にもよく足を運んでいます。
引っ越しや移住を考えるとき、「不便な暮らしはしたくない」「首都圏とあまりギャップのないエリアに住みたい」と思うのは自然なこと。
特に首都圏での生活に慣れている方なら、なおさらですよね。
この記事では、茨城県内で“都会っぽい暮らし”ができるおすすめの地域や、首都圏感覚とのギャップ、選ぶときのポイントまでをまるっと解説!
さらに、「都会だけが正解じゃない」という、別の視点もご用意しています。
「茨城って本当にアリなの?」と気になっているようでしたら、本コラムで少しでもリアルな声を届けられたらと思うので、ぜひ判断材料にしてみてください!
【コラムの内容】

「茨城=田舎」というイメージは根強いと思いますが、実は“ちょっと都会”を感じられるエリアは存在します。
その代表として挙げられるのは、つくばエクスプレス(TX)沿線と、県庁所在地である水戸市です。
つくばエクスプレス(TX)沿線では、守谷市やつくば市を中心に駅周辺の再開発が進み、高層マンションや商業施設が立ち並ぶ都市的な風景が広がっています。
特につくば駅〜研究学園駅周辺は、ショッピングモールやおしゃれなカフェ、整備された街並みなど、首都圏とそこまで大きなギャップのない都会感があります。
参考までにつくばエクスプレスの路線図もご覧ください⇓
【つくばエクスプレス路線図】

一方、水戸市は茨城県の行政・文化の中心地。駅ビルや京成百貨店、水戸芸術館などが集まり、賑わいを見せています。
駅前の再開発エリアではオフィスビルやホテルも増えており、観光・ビジネスの両面で活気があるエリアです。
なお、水戸駅の路線には常磐線も通っているため、都内まで電車一本で行くことができます⇓
茨城県内でもこのあたりの地域は、利便性や都市機能の充実度が高めで、「田舎すぎない場所がいい」と考えている引っ越しや移住希望者にもおすすめできます。

茨城県の都会といえばここ!
おすすめな地域は以下のとおりです。
【おすすめ地域の簡易比較表】
| エリア | TX沿線 | 所要時間(都心) | 主な特徴 | 暮らしの雰囲気 | 子育て環境 |
| 守谷市 | ◯ | 秋葉原まで最速で約32分 | 首都圏通勤圏/再開発進行中 | 都会的・子育て向き・おしゃれ | 公園・保育園・小児科など充実 |
| つくば市 | ◯ | 秋葉原まで約45分 | 学園都市/都市機能集約 | 整備された街並み・スマートな都市感 | 教育機関・学習塾・医療施設が豊富 |
| 水戸市 | × | 上野まで約80〜90分(常磐線) | 県庁所在地/文化・行政の中心 | 落ち着いた都会/商業・文化施設充実 | 行政・教育・医療がまとまっている |
※市町村別の人口は以下のページから抜粋
守谷市は、茨城県の中でも「もっとも首都圏に近い都会」として知られています。
つくばエクスプレス(TX)を使えば、秋葉原まで最短32分というアクセスの良さが大きな魅力。
駅前は再開発が進み、高層マンションやショッピングモール、駅直結の施設も整備。ベーカリーやカフェなど、おしゃれなお店も多く、首都圏ライクな暮らしが実現できます。
また、公園や保育園、小児科など子育て環境も充実していて、実際に筆者も「子育てしやすさ」を実感中。詳しくは以下の記事でも解説しています。
「自然もありつつ、都会の便利さも欲しい」という人には、間違いなくおすすめのエリアです。
<守谷市が気になる方はこちらもチェック!>
<守谷市の関連記事はこちら!>
▶【2025年最新】守谷市の土地価格相場|駅・エリア別ランキング、探し方、予算計画など徹底解説!
※守谷市の人口:69,923人
つくば市は、その名のとおり“学園都市”として設計された街。つくばエクスプレス(TX)の開通によって、研究学園駅~つくば駅周辺は近代的な街並みに一変しました。
歩道が広く、街路樹が整い、カフェや飲食店も点在。駅周辺には大型ショッピングモール、映画館、医療施設、塾、大学など、都市機能が集約されています。
教育機関も多く、住民の層も比較的落ち着いた雰囲気。地方っぽさが少ない”スマートな街”という印象です。
「子どもの学びや育ちを見守れる環境」としても有力候補といえるでしょう。詳細は以下からご覧ください。
<つくば市が気になる方はこちらもチェック!>
※つくば市の人口:259,618人
茨城の県庁所在地である水戸市は、文化・行政・ビジネスの拠点として栄えています。
中でも駅南口〜泉町エリアは、商業施設やオフィスビルが立ち並び、人の流れと活気があります。
京成百貨店や水戸芸術館、ホテル、行政機関が集まっており、文化的な香りも漂う街。
昼間のにぎわいはもちろん、駅周辺には飲食店や商業施設も多く、ショッピング・グルメの面でも満足度は高いです。
首都圏のような派手さはないけれど、「落ち着いた都会」を求める人にはぴったりのエリアと言えるでしょう。
<水戸市が気になる方はこちらもチェック!>
※水戸市の人口:266,965人
「TX沿線や県庁所在地以外にも、都会っぽさを感じられる場所はないの?」
そんな方に向けて、茨城県内で“ちょっと都会感”のあるエリアを2つご紹介します。
ひたちなか市は、JR勝田駅を中心に買い物・娯楽施設がギュッと集まった“便利エリア”。
特に目を引くのが、ジョイフル本田・ファッションクルーズ・コストコといった大型店舗の充実ぶり。日用品からファッション、レジャー用品まで、大体なんでもそろいます。
車移動が前提の地域ではありますが、勝田駅からは常磐線一本で都内へ出ることも可能。「自分のペースで動ける地方暮らし+都会的な利便性」を求める人にはぴったりです。
実際に暮らすにも、お出かけ先として使うにも“ちょうどいい都会感”を味わえる街です。
※ひたちなか市の人口:153,213人
日立市は、かつての大企業・日立製作所の企業城下町として発展してきた背景があり、今もなおインフラ・行政機能がしっかり整った街です。
JR日立駅周辺には、市役所や商業施設、総合病院などが集まっていて、生活インフラに困ることはほとんどありません。
さらに、海沿いの立地で自然も近く、街の規模感も「ちょうどいい」。
混みすぎず、でも静かすぎない。
“田舎すぎない穏やかな都会”を求める方にとって、穴場と言えるでしょう。
なお、日立駅も常磐線沿いなので一本で都内に出ることができます(2時間近くかかってしまうのが少し難点ではありますが)。
※日立市の人口:163,300人

つくばエクスプレス(TX)沿線や県庁所在地など、茨城には“都会っぽさ”を感じられる街が確かにあります。
でも、もし現時点で首都圏に住んでいるようでしたら、その暮らしに慣れたままの感覚で移住すると「あれ、思ってたのと違うかも?」と感じる場面も少なくないでしょう。
ここでは、茨城県内の“都会的なエリア”であっても見逃せない、生活面でのギャップを3つご紹介します。
駅前は便利でも、少し離れると買い物・病院・保育園などが“車前提”の距離感になるエリアがほとんどです。
TX沿線の街でも、駅前だけで生活を完結させるのはなかなか難しいのが現実。
特に子育て世帯や共働き家庭では、1人1台レベルで車が必要になるケースも。
首都圏では「電車+徒歩」で回せた暮らしが、地方では“車ありき”に切り替わることを念頭に置いておきましょう。
茨城の“都会っぽさ”は、基本的に駅周辺や再開発エリアぐらいです。
そういったエリアから少し離れると、畑や田んぼが広がる風景が一気に現れることも珍しくありません。
つまり、首都圏とあまり遜色ない生活を目指すなら「駅チカに住めるかどうか」で利便性は大きく変わります。
いずれにしても、徒歩圏と車圏の違いをしっかり理解したうえで、住む場所のリサーチをするのがポイントです。
首都圏では当たり前の深夜営業のお店も、茨城県で暮らすと意外と少数派に感じるかもしれません。
※とはいえ、飲み屋、コンビニ、ファミレスなどは比較的遅くまでやっている店舗が多めです。特にコンビニはご紹介した都会系エリアなら24時間やっている店舗も。
首都圏のような明るくワイワイした雰囲気が好きな方にとっては、ここは少しギャップとなるでしょう。
夜の静けさを「心地いい」と感じられれば最高ですが、「夜も活動したい派」にとっては、やや物足りなさを感じるかもです。
生活リズムを“地方モード”にシフトする意識が大切ですね。

ここで一旦、ポイントを確認していきましょう!
「茨城で都会に近い暮らしがしたい」
そう考えるなら、最初に見るべきはつくばエクスプレス(TX)沿線の駅近エリア、もしくは県庁所在地・水戸の中心部です。
どちらも茨城県内では都市機能が集中している場所であり、日常生活の中で「不便さ」を感じることが比較的少ないのが特徴。
特におすすめなのは、駅徒歩圏内の住環境に加えて、車も1台持てる暮らし。
都市的な便利さと、地方ならではの自由な移動スタイルの両立が可能になります。
また、気になる街があったら平日昼間や週末夕方など、リアルな生活時間帯に現地を歩いてみることを強くおすすめします。
お店の開き具合、人通りの雰囲気、街の空気感など、ネットではわからない“暮らしのリアル”が見えてきますよ。
まとめますと…
このあたりを押さえておきましょう!

「首都圏ほどじゃなくても、ある程度都会に近い暮らしがしたい」
その気持ちはわかります!
ただ、やはり地方ならではのギャップはどうしても感じてしまうかもしれません。
それならいっそ、“都会っぽさ”だけにとらわれず、茨城県のいろんな魅力を見てみるのも一つの手です。
たとえば、自然との距離感。 広い家。人の温かさ。
首都圏では感じにくい豊かさが、茨城県には確かにあります。
当サイト「イエタッタ茨城」では、そうした移住や子育て、田舎暮らしのリアルな魅力を、ほかのコラムでもたっぷりご紹介しています!
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茨城県にも、“都会っぽいエリア”はしっかりあります。
中でも、つくばエクスプレス(TX)沿線の守谷市・つくば市と県庁所在地の水戸市は、都市機能が集中していて、便利さを求める人におすすめできる地域です。
ただし、車移動の前提や夜の静けさなど、地方ならではの暮らしのリズムもあります。
その点を理解したうえで、駅チカ+車所有というバランスの取れた暮らしを意識すると、ギャップも小さくなりますよ。
さらに、茨城には「自然との距離感」や「広さ」「人のあたたかさ」といった、都会では得られない魅力もたくさんあります。
もし少しでも興味が湧いたら、他のコラムもぜひのぞいてみてくださいね!
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