【守谷市の住みやすさの実情】マイホーム適性とエリア別でランキング比較も!
2025.11.05
2025.11.05
「守谷市の住みやすさってどんなところ?本当に住みやすいの?」
守谷市への引っ越しや移住を検討している方へ。
この記事を書いている筆者は、実際に守谷市で暮らし、子育てと仕事の両立をしているという生粋の守谷市民です。
茨城県内でも住みやすさとして定評のある守谷市。「実際どうなの?」と気になる方も多いかと思います。
確かに守谷市はつくばエクスプレスで都心へ通いやすく、自然も豊か。でも、それだけで住みやすいと言えるのでしょうか。
この記事では、守谷市のランキング評価の裏側や実際の住みやすさの実情を、交通・子育て・医療・買い物・治安などの観点から徹底解説。
さらに、マイホームを建てる街としての魅力や注意点、そしてエリア別の住みやすさランキングもご紹介します。
「守谷市が気になる」「移住や家づくりを前向きに考えたい」──
そんな方のために、数字だけじゃない守谷市の本当の魅力をお伝えしていきます!

守谷市は、各種ランキングで「住みやすい街」として高い評価を受けています。
特に有名なのが、大東建託が発表する「いい部屋ネット 住みここちランキング」北関東版で7年連続1位という実績です。最新調査でも守谷市は堂々のトップを獲得し、住民満足度の高さを裏付けています。
いい部屋ネット 街の住みここちランキング2025自治体ランキング <北関東版>
さらに、東洋経済が発表する「住みよさランキング」の関東版ではトップ100のうち37位と上位にランクイン。
東洋経済 「住みよさランキング2025」エリア別編・関東版トップ100!
安心性、利便性などの指標から見ても、関東圏内で評価の高い自治体です。
ランキングで高評価される背景には、いくつかの理由があります。
こうした要素がそろっていることから、守谷市はランキングで評価され、首都圏からの移住先としても注目を集めているんです。

守谷市は茨城県南部に位置し、千葉県や埼玉県、東京都心からのアクセスにも恵まれた立地です。
市の規模はそれほど大きくありませんが、その分コンパクトに生活機能がまとまっており、暮らしやすさが高く評価されています。
特筆すべきは、人口増加率が県内でもトップクラスであること。
少し前のデータではありますが、守谷市の公式サイトに指標があるのでチェックしてみてください。
参考:ランキングで見る守谷市
つくばエクスプレスの開通以降、首都圏からの転入が増えたり、駅周辺の再開発や住宅地の整備が進んだりしたことで、街全体がプチ都会な雰囲気に変わりつつあります。
なお、守谷市の魅力は都市機能だけではありません。
駅前には商業施設や医療機関が集まりながらも、少し足を延ばせば利根川や田園といった豊かな自然環境が身近にある街です。
利便性と自然を兼ね備えた“トカイナカ”の代表格として、多くの人に支持されています。
先ほども少し触れましたが、守谷市は以下のような視点からランキングで評価されています。
それぞれを深堀りしてみましょう!
守谷市の大きな強みは、首都圏へのアクセスです。
つくばエクスプレス(TX)を利用すれば、秋葉原まで最短約32分。しかも始発駅が多く、朝の通勤時間帯でも座って都心へ向かえる利便性があります。
さらに、関東鉄道常総線を使えば取手・水海道方面へのアクセスもスムーズ。
常磐自動車道や圏央道のインターチェンジも近く、車通勤や週末のお出かけにも便利な立地です。
守谷市は日常の買い物や休日のショッピングにも困らない「便利さ」も魅力です。
例えば…
などなど。
郊外エリアでも車で数分走ればスーパーやドラッグストアがあり、生活に不便を感じることは少ないでしょう。
さらに飲食店やカフェも点在しており、ファミリーで外食したり、気軽にカフェ時間を過ごしたりできるのも大きなポイントです。
人口増加とともに保育園や幼稚園の新設が進み、守谷市は待機児童がほぼ解消されています。
子育て支援制度が手厚く、公園も多くあり、自然に恵まれている点も大きな魅力。まさに「子育てしやすい街」として安心して暮らせる環境が整っているんです。
守谷市の子育て支援制度等については以下のコラムでもまとめているので、お時間あればチェックをどうぞ!クリックしていただければ守谷市の項目が開きます。
茨城県で子育てしやすい市町村は?支援制度・住環境・アクセスなどを徹底比較!
市内には総合病院があり、多数のクリニックも各地域に点在しています。
夜間や休日の救急対応にも備えており、急な体調不良でも安心できる体制です。
また、子育て世帯への支援制度に限らず、高齢者向けの福祉サービスもバランスよく整備されており、幅広い世代が安心して暮らせるのも特徴です。
守谷市は県内でも犯罪発生率が比較的低いエリアでもあります。
例えば、茨城県警察が発表している令和7年8月末時点での以下のデータでは、犯罪発生率は44市町村中27位となっています。
参考:茨城県警察 令和7年8月末刑法犯総数・乗り物盗・住宅侵入窃盗
特に新興住宅地は落ち着いた街並みが広がっていて、子どもが安心して暮らせる環境が整っています。
一方で、昔ながらの住宅地には地域コミュニティが根付いており、防犯の目が行き届きやすい点もプラスです。
こうした安全性が「住みやすさ」の評価を上げています。
守谷市は都市機能だけでなく、自然の豊かさも大きな魅力です。
市内を流れる利根川や里山の風景は身近にあり、自然を感じながら暮らせます。
四季の里公園や野鳥観察路など、休日に家族で訪れられるスポットも豊富。
子どもが自然と触れ合える環境が整っている点は、ランキング評価でも深く関係している要素の一つといえるでしょう。

守谷市は、通勤利便性や自然環境などさまざま観点からバランスが取れており、「マイホームを建てる街」としても人気です。
ここでは、「家づくり」という視点で守谷市の魅力を見ていきましょう。
項目は以下のとおりです。
それぞれご覧ください。
守谷駅周辺はつくばエクスプレス沿線のため地価が高め。
一方、常総線沿線や郊外エリアに行くと価格が抑えられることもあり、広い区画を希望する人には魅力的です。
参考までに、市内にある駅ごとの価格を見てみましょう。
駅距離や利便性とのバランスを取りながら、無理のない土地選びが可能です。
なお、守谷市の土地価格相場をより詳しく解説した記事もあります。こちらもぜひ目を通してみてください。
【2025年最新】守谷市の土地価格相場|駅・エリア別ランキング、探し方、予算計画など徹底解説!
守谷市では、大手ハウスメーカーに加え、地元に根ざした地域密着型の工務店も多数。
設計自由度の高い家づくりが得意な会社もあれば、自然素材や省エネ住宅など“長く住み続ける家”が得意な会社もあります。
住宅会社探しは少し大変かもしれませんが、リサーチを怠らなければきっと良い出会いが見つかるはずです。
施工事例や保証体制を比較して、自分たちの理想に近いパートナーを見つけましょう。
当サイトにも数多くの住宅会社様が登録しています。「自分の足で探すのは大変」と感じるようでしたら、以下から探してみるのもおすすめですよ!
守谷市の人口は現在も増加傾向にあり、特につくばエクスプレス開業以降は新しい住宅地の整備が進んでいます。(人口は昭和50年~令和3年までのデータを見ても常に右肩上がり)
参考:守谷市 人口ビジョン
駅周辺の再開発エリアは商業施設や公共サービスも充実し、資産価値が安定しやすいです。
将来的な地価上昇やインフラ拡張の余地も残されており、「子育て期だけでなく老後まで見据えて暮らせる街」として注目されています。
守谷市では、分譲住宅・建売住宅も多く見られます。
すぐに住める利便性と、価格の明確さが建売の強み。一方、注文住宅なら土地条件を活かした自由な設計が魅力といえます。
駅近を重視するなら建売やマンション、郊外のゆとりを求めるなら注文住宅など、ライフスタイルに合わせた選択が可能です。
守谷市は、利根川沿いの一部では洪水ハザードエリアに該当する場所もあります。
そのため、土地を選ぶ際には市が公開しているハザードマップで洪水や液状化のリスクを確認しておくことが大切です。
住宅会社によっては地盤調査を無料で実施してくれる場合もあるので、契約前にチェックしておきましょう。
とはいえ、守谷市は茨城県内でも比較的災害の少ない地域です。油断は禁物ですが、安全性の面でもマイホーム購入地として十分に魅力のあるエリアといえます。
守谷市のハザードマップを今すぐ確認したい方はこちらからどうぞ!
参考:守谷市 ハザードマップ

同じ守谷市でも、エリアによって雰囲気や暮らしやすさは少しずつ違います。
ここでは筆者視点で、守谷市内の住みやすさをランキング形式でご紹介。
以下4つの分野に分けて発表します。
※あくまで現地の印象や生活利便性をもとにした参考情報としてご覧ください。
つくばエクスプレスと常総線の両方が使える守谷駅エリアは、通勤・通学のしやすさで圧倒的1位ですね。
特に都心勤務の人にとって、始発列車の多さや乗り換えのしやすさは大きな魅力です。
通勤時間帯でも座れる始発駅という点も、評価が高い理由のひとつ。
常総線沿線で利便性が高く、守谷駅までも1駅。駐車場付きの物件であれば、車・電車の併用スタイルにも向いています。
守谷駅周辺と比較して土地価格も安価なエリアが多いので、つくばエクスプレスの利用も視野に入れているなら穴場です。
車移動もスムーズで、取手・水海道方面へのアクセスが良好。近くには谷田部ICもあるため、高速道路を利用した移動にも◎。
近くに駅がない郊外エリアは鉄道アクセスこそ限られますが、主要道路が整備されているため、車移動を中心としたライフスタイルには快適です。
ちなみに筆者も郊外エリアに在住。最寄りは新守谷駅ですが、徒歩だと30分ほどかかります。
ただ、守谷市はバス路線が比較的多く、通勤やプライベートの移動手段としては十分機能しています。
商業施設が集中しており、生活用品からファッションまで完結。
少し足を伸ばせばイオンタウンがあるため、買い物や生活面で困ることはまずないでしょう。
新守谷と南守谷は、生活利便性の高さから同率で2位。
新守谷には「カスミ」と「ミスターマックス」の複合商業施設をはじめ、ドラッグストアなど日常使いの店舗が充実しています。
一方、南守谷には「西友」「ニトリ」「ABCマート」などが入るショッピングモールがあり、飲食店も立ち並びます。
どちらのエリアも生活に必要な施設が一通りそろっており、利便性は高め。
駅からの距離や周辺の道路環境によって住みやすさの印象は変わりますが、郊外ながらも商業エリアがまとまっているため、コスパ重視のファミリー層にもおすすめです。
みずき野は静かで落ち着いた住宅地で、街並みもきれいです。
車移動前提の暮らしにはなりますが、バス停があり、近隣にはスーパーもあります。
駅前ほどの派手さはないものの、落ち着いた暮らしを求める人にはちょうどいい環境です。
新しい分譲住宅が多く、保育園・幼稚園も充実。
公園も点在しており、子育て世帯が集まりやすい環境です。
広い公園や自然の多い環境が魅力。
おだやかな環境でのびのび子育てしたい家庭にぴったりです。
自然体験や遊び場の広さという点では、新守谷駅や南守谷駅周辺もおすすめのエリアです。
新守谷駅周辺は郊外の住宅地の中に複数の公園が点在し、のびのびと遊べる環境が整っています。
南守谷駅周辺にも広めの公園があり、親子連れや散歩を楽しむ人の姿が多く見られます。
平日の夕方や休日には、必ずと言っていいほど外で遊ぶ子どもたちの声が響き、地域のあたたかさを感じられるエリアです。
同じ予算でも広い土地が購入できる可能性が高いです。注文住宅との相性も◎。
車移動を前提にした郊外型の暮らしには理想的といえます。
平屋や庭付きの住宅を検討する人にとっては、選択肢が一気に広がるかもしれません。
新守谷駅は南守谷駅周辺は常総線沿いのエリア。つくばエクスプレスよりも地価が抑えられ、駅近でも予算が抑えられます。
静かな環境を求めるファミリー層から人気です。
つくばエクスプレス線沿の守谷駅は利便性が高く人気が集中するため、地価はやや高め。
ただし将来的な資産価値は安定しており、長期的な安心感があります。

守谷市は「住みやすい街」として高い評価を受けていますが、実際に住んでいる人はどのように感じているのでしょうか。
ここでは、住民のリアルな声を少しご紹介していきます。
守谷市は実際に暮らしている人からも高く支持されています。
たとえば、「スマイティ」の口コミでは
「買い物に困らない」、
「治安が良く穏やかな街。夜道でも安心して歩ける」
といった評価があります。
利便性・安心感・自然環境のバランスが取れた街として満足度は高いようです。
参考:スマイティ 【守谷市の住みやすさ】クチコミ・街レビュー
一方で、守谷市の市民アンケートではさまざまな意見も。
「バスの本数を増やしてほしい」
「駅前以外の商業施設をもっと充実してほしい」
など、多くの声があります。
住んでいる以上はより良い街づくりになるならとさまざまな意見があるのは当然かもしれません。
暮らしているからこその意見が多く、より良い街づくりへの関心の高さがうかがえます。
筆者自身も守谷市で暮らしていますが、全体的に「とても住みやすい」と感じています。
特に子育て世帯としては、
といった点に満足しています。
利便性だけでなく、人との距離感や地域コミュニティの温かさを感じられるのが、守谷市ならではの魅力だと思います。
しいて言うなら、タクシー配車アプリ(GOなど)の対応エリアが広がったり、バスの本数がもう少し増えるとさらに便利になると感じます。
それでも、日常生活に大きな不便はなく、総合的には「ちょうどいい住みやすさ」がある街です。
守谷市は「住みやすさ」という観点で多くのランキングで上位を獲得しています。
筆者自身が住んでいる印象としても、都心アクセスの良さ・生活利便・治安・自然のバランスが取れた“ちょうどいいトカイナカ”です。
マイホーム視点でも、駅近の利便性×郊外のゆとりという明確な選択肢が取れるのは大きな魅力。
つくばエクスプレス沿線は地価が高めでも利便性で納得感が出やすく、常総線沿線や郊外は広さや自由設計を実現しやすいのが強みです。なお、災害リスクはハザードマップなどで事前にチェックしておきましょう。
一方で、つくばエクスプレス運賃の高さ・車前提になりやすい生活・バス本数といった注意点もゼロではありません。とはいえ、口コミでは満足度が高いという声も多く、総合的には「住みやすい」評価に裏づけがあります。
最後に、住まいの検討を進めるならこの4つを実行してみてはいかがでしょうか。
ランキングで評価されているとおり、守谷市は「暮らしやすさ」と「家の建てやすさ」を両立できる街。関東からの移住・定住先としても、安心して候補に入れられるはずです。
これからマイホームも検討しているようでしたら、守谷市で探してみませんか。